ROME6 - FOOD

いつもカメラを忘れるか、写真を撮る前に食べ始めてしまうので、あまりレストランでの写真がない。ローマでも同じく。
星のつくようなお店には行かなかったけれど、大体何食べてもおいしかった。ちゃんとしたレストランで食事をする気分ではないときには、ワインバーにいってグラスワインをすすりつつ鹿のパテをつまんだりして楽しんだ。

ローマで食べておいしかったもの:

  • ピッツァ

ローマで一番おいしいとガイドブックにあったpiazza navonaのピッツェリアへ行った。外には長い列。
並んだ甲斐あって、ローマスタイルのぱりっぱりのおいしいピザが出てきた。値段もなんとトッピングによってたったの4−8ユーロというところ。連れにとってはローマで一番うれしかった食事だったらしい。
後ろに並んだ年輩のアメリカ人カップルはちょっと揉めている。妻「こんな列に並ぶのやーよ、もう疲れたし。」夫「今日一日中お前の希望どおりに動いたんだから、一つくらい俺のやりたいことにつきあえ」妻「何でこんなことしたいのよ、ばっかじゃないの、ぶつぶつぶつ」(脚色あり)結局、旦那さんはおいしいピッツァにありつけたかしら。

  • サルティンボッカ ローマ風


ユダヤ人街のコーシャ料理もあるレストランへ。適当な所へ入ったら、ガイドブックのランキングでもおいしいレストランにランキングされていた。ウ゛ェネトの白ワイン(ラベルの写真とってくれたのだけど、肝腎のところが読めない。。)を飲み、おいしいランチを食べた。
お店のすぐ横にはローマ時代の遺跡が(写真)。

地元の人が出かけると言うテヴェレ川対岸のエリアに行き、日本でいう定食屋ようなお店で食べた。観光客も沢山くるようで、英語のメニューもある。ハウスワインにプリミ、セコンド、デザートのティラミス(1つをシェア)まで食べて2人で30ユーロくらいだったような気がする。Rの頼んだ、メインのshredded beef and arugulaがとってもおいしかった。料理は素朴でおいしく、隣のテーブルの若いカップルがとっても感じが良かったのもあって、楽しい食事になった。イタリア語を話す外国人留学生のようだった。可愛らしい女の子の方がとてもフレンドリーで、綺麗な英語で「この料理おいしいよ」とか教えてくれた。最初はフランス人かと思ったけれど(フランス語を彼氏と話しているようだった)、ちょっと違うみたい。スイスとかオーストリアの人かな。あんなに感じの良い若い女の子に会うのは新鮮。
食べ終わりチェックを頼むと、お店のお姉さんが テーブルクロス代わりに置いてある紙に手で書き出して計算しだした。レシート欲しかったら、破って持っていけということかしら。「サービス料は入ってません」とはっきりとチップを要求されたので10%くらい置いてきた。もともと安いからいいけども、ガイドブックをみるとレストランではチップは要らなそうな感じだったりして、チップに関しては旅の間中混乱。多分主にアメリカ人がこの悪しき習慣を持ってきているんではないかと思われる。

ガイドブックに拠るとジェラートがローマ一おいしいというお店。ここで食べたメロンのジェラートは本当にメロンそのものの味で感動。連れの頼んだバナナもおいしかった。他のチェーン店ぽいところで食べたピスタチオのジェラートも美味。

  • (番外編)パヤータ pajata

まだミルクしか飲んでいない仔牛?の赤ちゃんの腸。半分消化されたミルクが腸の中に残ってチーズのようになっている。、、と聞くとうぇーっていう感じなんだけれど、イタリア人の友人に機会があったら是非試せ、と言われたもの。
中身入り内蔵っていうだけでなく、考えてみれば乳飲み子をそれが目的で食べるっていうのは若干残酷な感じがする。まー肉食べる時点で動物殺してる訳で、そういう訳で食べましたとも。
ホテルのフロントのお兄さんにパヤータの話をすると「えー、あんなものよした方がいいよ。僕はそんなに好きではない。大体あれは家で食べるもの。新鮮なのを肉屋で買ってね、家で料理するの。」というコメント。
ちょっぴりびびりつつ、くだんのイタリア人の友人に教えてもらったレストランでメインにパヤータをオーダーしてみた。すると今度はウエイターが「そんなものよしときな」とオーダーを拒否。それを食べにその店に行った訳で、諦めきれずパスタのソースにあるのを発見してそれを頼むと「あぁそれならいいよ。ちょっとだけ試した方がいい」とやっと受け付けてくれた。このせいでカルボナーラはキャンセル。食べた感想は、とても柔らかくやはりカテージチーズのような味。くさみもない。見た目はあきらかに腸。でもすごく小さくて直径5ミリくらい。少し鱈の白子に似てるかな。特にこれを食べなければ!と気合いを入れるような特別な味ではなかったような気がする。これが内蔵だ、と思うとすごく不思議だったけれども。

ローマで是非食べたかったのに、食べ損ねたもの:

普段はそんな好物ではないけれど、本場では絶対おいしそうだから食べたかった。でも他のものを優先していたり、行ったレストランになかったりしてるうちにローマ最終日に。

  • (おいしいお店で)ブカティー二 アラ アマトリチアーナ

ついた当日ホテル近くの観光客用のお店でリガトーニバージョンを食べただけ。アメリカで食べるのと変わらない。もっとおいしいはずなんだろうなと少しくやしい。ベーコン(パンチェッタ)にトマトソースなんだからおいしくない訳ないけれど。

  • 朝食にマチェドニア

イタリア旅行の本でお薦めになっていた、朝ご飯にフルーツサラダを食べたかったのだけれど、結局ホテル以外でわざわざ朝食を食べることはせず。ディナーのデザートにどこかで食べたけれど。

  • ホテルのすぐ横のレストラン2軒。

裏道の割にいつも混んでいたんだけれど、灯台下暗しだったかも。